CE Lifestyle RYT500 アーサナ・呼吸 ポーズ 思想・哲学

身体が変わる、心が静まる。京都2泊3日のヨガリトリート

こんにちは。吉田香代子です。

突然ですが、私は何度かヨガの集中合宿に参加したことがあります。
正直なところ、最初に行く前は「毎日練習しているから、それで十分」と思っていました。
2泊3日、仕事も家族もある。
そんな時間を自分のためだけに使うことへの後ろめたさもありました。
それでも思い切って参加してみると、身体は予想をはるかに超えて変わっていきました。

でも一番驚くのは、気持ちがみるみる明るくなっていくことです。
新しいテクニックを学ぶたびに、早く生徒さんに伝えたいと思う。
やっぱりヨガって素晴らしいと、純粋に思う。
そういう感覚が、日常の中でいつの間にかなくなっていたことに気づかされます。
そして、ヨガが好き!という気持ちが、また戻ってくるのです。

心から、行ってよかったと思いました。

あの体験があったから、このリトリートを作りました。

アーサナを、とにかく集中して深める。
それがこのリトリートの核心です。
呼吸も瞑想も哲学も、すべてその軸の上にある。

OMYOGA Living Retreat Kyoto 2026は、そのための場所です。


「正しく動かす」とはどういうことか

私がOMYOGAで伝えているのは、機能解剖学を基盤とした中立のアライメントに沿ったヨガです。

これは、身体を「なんとなく気持ちよく動かす」のではなく、解剖学的に正しい方向で動かすことを意味します。
目には見えない感覚だけに頼るのではなく、骨格の形や筋肉の走行といった明確な構造を根拠にして、「ここまでは動かしていい」「ここから先は止める」という境界線を引いていくのです。

一見、難しそうで拘束的に聞こえるかもしれません。でも実は、これはとても解放的な練習です。

なぜなら、「もっと深く入らなければ」「もっと柔らかくならなければ」という漠然したプレッシャーから自由になれるからです。
身体が今どこにあるか、何ができていて何ができていないかが、ぼんやりした感覚ではなく視覚的なアライメントとしてはっきり見えてくるのです。

そして、練習を深めていくと、もうひとつ気づかされることがあります。

身体が感じる「ここが限界」という境界線と、心が「ここまでにしよう」と思う境界線が、実はもともと同じ場所にあるということ。
身体の端っこは、心の端っこでもある。
アライメントを丁寧にたどっていくことは、自分という存在の輪郭を、内側からなぞるような作業なのかもしれません。

身体の「クセ」という問題

中立のアライメントを学んでいくと、必ずある壁に当たります。

それが身体のクセです。

私たちの身体は、長年の生活習慣の中で、特定の動き方のパターンを覚えてしまっています。
「これ以上動かしてはいけない」と判断すべき場所で、力が抜けてしまう。
緊張を保つべき筋肉が働かず、代わりに別の場所に負担をかけてしまう。

その結果何が起きるか。

弱さがある場所に繰り返し負担がかかり、痛めやすいところをさらに痛める。
肩が凝りやすい人は何をしてもすぐ肩が張る。
腰が弱い人は、どんなにストレッチをしても腰の違和感が消えない。
そういう「なぜか治らない症状」の多くは、身体のクセが解決されていないことが原因だったりします。

逆に言えば、クセが取れ、正しいアライメントで動けるようになると、長年悩んでいた身体の症状が改善することがあります。
肩こり、腰痛、股関節の詰まり感、膝の違和感。そういった慢性的な不調が、ヨガの練習を通じて少しずつほぐれていく。
そのような変化を、私はこれまで多くの生徒さんの身体で見てきました。

中でも驚くのは、変化のスピードです。
1日の練習で足のラインがまっすぐになる。
2日ほどで、もったりしていたお尻がきゅっと引き上がる。
そんな変化が実際によく起きます。

皆さんはこういった見た目の変化を喜んでくださることが多いのですが、実はそれは表面のことに過ぎません。
お尻まわりのクセが取れるということは、骨盤の歪みが整うということ。
骨盤が整えば、背骨の歪みにも影響が出ます。
骨盤底筋が正しく使われるようになり、長年なんとなく感じていた膝の痛みや腰の痛みが、気づかないうちに消えていた——そういうことが起きます。

見た目が変わるのは、身体の中で起きている変化が外に現れているだけ。
本当の変化はもっと深いところで、知らないうちに始まっている
のです。

中立のヨガには、瞑想的な心が必要

ここで、もう一つ大切なことをお話しします。

中立のアライメントに沿って身体を動かすことは、ただ身体を整えることだけを意味しません。
それは同時に、深い集中状態を作り出す練習でもあります。

なぜかというと、クセに気づき続けることは、非常に高い注意力を必要とするからです。

他のことを考えると、身体はたちまち元のクセに戻ります。
ほんの少し意識が逸れただけで、力が抜けるべきでない場所から力が抜ける。
それを防ぐために、意識をポーズに向け続ける必要があります。

これはまさに、瞑想の練習と同じ構造です。

呼吸に意識を向け、逸れたらまた戻す。
雑念が出てきたら、そっと手放してまた今に戻る。
ヨガの瞑想とアーサナの練習は、本来このように深くつながっているのです。

中立のアライメントに沿ったポーズをとることは、身体が整うだけでなく、瞑想的な心を育むことに直接つながっていると、私は確信しています。

なぜ、一人ではうまくいかないのか

でも正直に言います。

このような質の高い練習を、一人でやり続けるのは難しい。

毎日数分の練習であれば続けられます。
でも長時間、深く集中した状態でポーズを取り続けることは、よほどの意志力がなければなかなかできません。
心のどこかで「今日はこのくらいでいいか」という声が聞こえてきます。
身体のクセがまた出てきても、気がつかないまま練習が終わってしまいます。

もう一つ、一人の練習に欠けているのはフィードバックです。

自分では「できている」と思っているポーズが、実はクセのまま動いているということはよくあります。
鏡を見ながら練習したとしても、自分のクセを自分で発見するのには限界があります。

だから、先生のアジャストが必要です。
仲間の存在が必要です。
同じ空間で、同じ時間を共に過ごすことが必要なのです。

1人ではできないことが、一緒にならできるかもしれない。

この2泊3日のリトリートは、そのための場所です。

OMYOGA Living Retreat Kyoto 2026 について

開催日程: 2026年9月30日(水)〜10月2日(金)
会場: 関西セミナーハウス・修学院きらら山荘(京都市左京区)

場所について

会場となる関西セミナーハウス・修学院きらら山荘は、京都市左京区、比叡山のふもとに広がる歴史的風土特別保存地区の中にある宿泊研修施設です。

周囲には美しい山々が広がり、静寂と自然が心を包む環境。
喧騒から離れ、ただ練習することだけに集中できる場所です。

京都の街なかからは少し離れていますが、それがむしろ大切です。
日常から切り離されることで、心と身体が本当の意味で休まり、練習に集中できる状態が生まれます。

タイムテーブル

リトリートのタイムテーブルは、朝から夜まで丁寧に設計されています。
アーサナだけでなく、呼吸・瞑想・哲学まで、ヨガをトータルに深める3日間です。

9月30日(水)1日目

午後1時のチェックインからスタート。
午後2時から4時は、MOYO先生によるアーサナプラクティス。
丁寧に身体を動かし、まずは自分の身体と向き合う時間から始まります。

その後、午後4時半から6時は齊藤素子先生による「呼吸のお話」。
アーサナで整えた身体で、今度は呼吸の世界へと入っていきます。
夕食をはさんで、夜8時からは藤野正寛先生による「瞑想のお話」。
深夜の静けさの中で、瞑想とは何かを言葉と実践を通して探っていきます。

10月1日(木)2日目

朝5時半、夜明けとともに吉田香代子先生の朝のプラクティスからスタート。
早朝の澄んだ空気の中で身体を目覚めさせる、この時間が2日目のハイライトのひとつです。

午前10時からは再びMOYO先生によるアーサナプラクティス。
昼食と自由時間をはさんで、午後3時からは木村珠理先生によるアーサナプラクティス。
同じアーサナでも、講師が変わると受け取り方がまったく変わります。
それぞれの先生のアプローチと言葉から、身体への新しい視点が生まれます。

夜は哲学の時間。山林佑香里先生とAkari Tamura先生による2セッション。
ヨガを単なる身体練習として捉えるのではなく、生き方・在り方として深めるための問いを持ち帰ってもらいます。

10月2日(金)3日目

最終日も朝5時半から木村珠理先生の朝のプラクティスで目覚めます。
午前9時から11時は、吉田香代子先生によるアーサナプラクティスと瞑想。
2泊3日の最後に、動と静を統合する締めくくりの時間です。

講師陣について

今回のリトリートには、OMYOGAが信頼する7名の講師が集まります。

MOYO(アーサナプラクティス担当)、齊藤素子(呼吸)、藤野正寛(瞑想)、吉田香代子(アーサナ・瞑想)、山林佑香里(哲学)、Akari Tamura(田村阿佳里)(哲学)、木村珠理(アーサナ)。

それぞれの専門分野を持つ講師たちが、3日間をかけてアーサナ・呼吸・瞑想・哲学という4つの柱からヨガの世界を照らします。
ひとりの先生から学ぶ合宿とは違い、多角的な視点と多様なアプローチが重なり合うことで、ヨガの深さがより立体的に感じられるはずです。

リトリートという名前の意味

「合宿」ではなく「リトリート」と名付けたのには、理由があります。

集中してプラクティスする時間がある。でもそれだけではなく、ゆったりと過ごす時間もある。
昼食後の自由時間、山の中での散歩、仲間との静かな会話。
そういう「何もしない」時間こそが、プラクティスで受け取ったものを身体と心に沁み込ませるために必要な時間です。

学ぶだけではなく、開いていく。それがリトリートの本質だと思っています。

価格と申込について

宿泊参加(相部屋・食事付き)

  • 早割価格(7月15日まで):72,000円(税込) ※通常価格より5,000円OFF
  • 通常価格(7月16日以降):77,000円(税込)

通い参加

  • 早割価格(7月15日まで):43,000円(税込) ※通常価格より5,000円OFF
  • 通常価格(7月16日以降):48,000円(税込)

料金には、イベント代・宿泊代・食事代(朝食2回・昼食1回・夕食2回)が含まれます。
※食事・宿泊は宿泊参加者のみ。通い参加の方は10/1昼食のみ別途お申し込みいただけます。

申込締切:9月17日

早割は7月15日まで。
通い参加の方は、お仕事や家庭の都合と相談しながら参加できる柔軟な選択肢です。

また、全米ヨガアライアンス資格をお持ちの方は、RYT500の単位加算(3単位)またはCE(継続教育)時間の加算(TTP:11時間 / TM:6時間)としてもご活用いただけます。

毎年、ここに帰ってくる場所にしたい

このリトリートを企画したとき、ひとつのイメージがありました。

毎年1回、みんなで集まって学ぶ時間と場所。

日常の中で練習を続けながら、年に一度、ここに帰ってきて深める。
仲間と再会し、新しい気づきを持ち帰り、また日々の練習に戻っていく。
そういうリズムが、ヨガの練習を長く続けていく上で、とても大切なものになると思っています。

今年が初回です。これから毎年続けていくつもりです。

もし「いつかリトリートに参加してみたい」と思っていたなら、その「いつか」を今年にしてみませんか。

1人ではなかなか越えられなかった壁を、一緒に越えましょう。
朝5時半に目覚め、山の空気の中でポーズをとり、夜は瞑想と哲学で心を深める。
そんな3日間が、きっとあなたのヨガを、そして日常を変えるきっかけになると思っています。

OMYOGA Living Retreat Kyoto 2026
2026年9月30日(水)〜10月2日(金) 会場:関西セミナーハウス・修学院きらら山荘(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)

詳細・お申し込みは omyogagroup.com/livingretreat-kyoto2026 から

早割締切は 7月15日 です。

自分のメンテナンスの為に始めたヨガ。続けるうちに「この素晴らしさを人にも伝えたい。一緒に共有したい。もっと学びたい。」と思いが高まり、ヨガインストラクターの道にすすみました。これから新しい道を進もうとしている皆様にこれまでの経験・知識をシェアし、同じように夢を実現してほしいと思います。